アメリカ求人サイト「プロックスJ」を活用して、アメリカ就職・転職の勝ち組になろう!

アメリカ求人アイコン プロックスJ インタビュー

技術力に勝るものはない

  Senior Vice President/
  Merchandise Division
 渡辺義也氏

私自身も、「海外へ出たい」と思って就職を探しましたが、最近は、就職するにあたって 「日本を離れ、海外で働きたい」と希望する人が本当に多くなったな、と実感しています。 私が就職活動をしていた1960年代と現在とを比べたら、社会や経済背景が今とはまったく 異なるので、当時の私の話しよりは、現在の、私の思う“海外で働くということ”に ついてお話ししましょう。


アメリカの社会で言えば“何度か転職歴がある人の方が能力がある”と見なされがちですが、 これを日本国内でしようとする方、そして「英語も苦手じゃあないし、とりあえず海外で 働いてみたい」、という方々がいらっしゃいます。どちらをするにあたっても、ひとつだけ、 気を付けなければいけないことがあると思います。それは、“技術を身につける”という ことです。これは、私自身の35年以上の同社での経験や、また同年代の他社の偉くなった 方々とお話しをし、つくづく実感していることです。「転職したら」「海外へ出たら」、 待っているは、必ずしも明るい未来だけとは限らない、ということです。

例えば、なんとかパイプを見つけて転職はできても、また、なんとか外国へ出たとしても、 出た所で実力が無い場合は、以前より、状況は益々悪くなるばかりです。本当に自分を ステップアップさせたいのなら、現在の会社や日本を飛び出す前に、確実な技術、例えば 「こういう仕事だけは負けない、優れている」というような、自分で誇れる部分を作って からでないと、せっかく運良く入れた会社(または海外)で、中途半端な年月やキャリアは すぐに見透かされてしまいます。特に海外へ来る場合、上司や同僚に「英語は話せているん だろうが仕事はできない」と言われない為にも、何かひとつ、自分で誇れる何かを身に つけてから海外へ出ても、ちっとも遅くありませんよ。というよりむしろ、特にアメリカ などは、そちらを重視して、高い評価をしてくれる国なのですから。頑張ってください!

近年、“会社”という物が変わり始めています。今までは、人が会社を品定めして選んでいた けれど、今は、会社ができる人を探している時代です。「不景気」とか「リストラ」などと いう単語が飛び交う近年ですが、最終的に物を言うのは技術力。これがある人は、絶対に 食いっぱぐれない。ちゃんとやっている人というのは、どんな形でも、必ず評価されます。

なんだか私が「仕事人間」のようですが、違いますよ! 週末は100%仕事を忘れて、家族と 趣味に没頭しています。奥さんや愛犬のダンちゃんと平日の分まで語らったり、テニスをして 汗を流したり、大好きなサキソフォンの練習をしたり……。気分転換も大切ですね!

渡辺義也氏 Profile

年齢/59歳
出身地/東京都
出身高校/青山学院高等部
出身大学/青山学院大学
座右の銘・信条/義、神の前で公正である事。とても難しい事です。
NY在住歴/21年
提供:ProX J