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2003/03/03
vol.1  学生交換留学生情報管理システム

移民局は、アメリカ国内の外国人学生および交換留学生の所在を追跡する、コンピューター制御の学生交換留学生情報管理システム(SEVIS)を稼動させようとしています。学校の留学生担当者や交換留学の主催者は、渡米しようとする個人に関する適切な情報を、オンラインのSEVISデータベースに入力するよう義務付けられています。このデータをもとに移民局は、渡米者がアメリカへの入国が許可された後、きちんと現地に到着し、許可された学校なりプログラムなりでの勉強を始め、またその後もきちんと通っているかを時々確認します。学校側は、本人が学校を卒業したり、プログラムを終了したりした際にも報告をしなければなりません。入学できなかった、無許可で履修単位を減らした、ドロップアウトした、プログラムの条件に従えなかった、などの情報がSEVISシステムに入力された者は滞在資格剥奪となり、INS職員の注意を引くことになります。

弁護士・デビッド・シンデル
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