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2005/10/17
Vol.93  アーティストビザとは?

弊社では”アーティストビザ”について質問をよく受けます。いわゆる”アーティストビザ”とは何なのでしょうか?何ビザに該当するのでしょうか?

ここではっきりしておかなければならないことはアーティストビザと呼ばれるビザはないということです。一般に言われているアーティストビザにはOまたはPビザがあてはまるかもしれません。そこで今回はOそしてPビザについて簡単に紹介します。
■Oビザ
Oビザは科学、アート、ビジネス、スポーツ、教育等の分野で顕著な外国人に適用されます。一般に申請では並みはずれた能力の証明を必要とします。またビザの発行が米国にとって利益となる事を示さなければなりません。このビザを取得した本人に同伴する者も、特別行事等で補助したり、主要外国人が演ずる行事の構成要員として欠かせない場合、同時にビザを申請する事が出来ます。同伴する者もその行事を成功させるに必要とされる決定的技能と経験を持っている事が条件です。ビザの期間は活動が必要なだけ許可され、新規の場合は最長3年間。延長は活動が必要なだけ許可され、大抵1年間づつの更新が認められます。
■Pビザ
Pビザは演奏、パフォーマンス等をする芸術家、スポーツ選手、芸術家団体、スポーツ団体等がアメリカで演奏、演技などの活動を行う場合に適用されます。P-1ビザは長期にわたって顕著な演技で国際的に貢献している事を示す必要があります。P-2ビザはアメリカと他の国の間で芸術交換プログラムがある場合に適用されます。P-3ビザの種類は文化的に独創的である芸術家に対して適用されます。

仮に自分がアーティストと呼ばれていてもアーティストビザを取得できると言うわけではありません。上記のようにO、Pビザが自分にどのようにあてはまるか、個々により適用が変わってきますので専門の弁護士に詳しく相談することをお勧めします。
弁護士 デビッド・シンデル
http://www.swlgpc.com/