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新しいものへのチャレンジ精神がステップアップへの第一歩



CAC America Corporation
Assistant Vice President
冨岡 英則さん


日本の大学卒業後、「任天堂」のライセンシーを持ちソフトウェアを開発・販売をする会社で海外事業部に3年間勤める。 その時、海外貿易に深い興味を覚え、Master of International Business (MIB)を取得するべく、学生時代の恩師と コネクションのあるフロリダへの留学を決意。常に自分自身にとって「興味深いもの」にアンテナをめぐらし、捜し当て、 それらを身に付ける為の時間や努力を惜しまずに、一段、また一段とステージを駆け上がってきたCAC America Corporation Inc.の冨岡さん。彼はどのようにして自分の「したいこと、できること」を見つめ、次なるステージを 選択・決定してきたのだろうか。


日本は大阪出身の冨岡さんは近畿大学の理工学部に所属。卒業後はコンピューターゲームの開発により急成長を 続けていたソフトウェア開発会社の海外事業部に就職した。海外のゲーム会社にトライアルのゲームソフトを送り、 注文を取る。マーケティングやセールスはいままでに経験のない領域だったが、持ち前のチャレンジ精神で様々な ノウハウを吸収していった。そしてこの分野で自分を試したいと、3年務めた会社をやめて、渡米。Master of International Business(MIB)を取得するために、フロリダ国際州立大学で1からのスタートを切った。 「自分は理工学部を卒業しているためにビジネスの基礎がありませんでした。ですから通常の大学院修士課程を 取るスタートラインに立つためにかなりの時間がかかりました」と当時の状況をこう振り返る。「時間もお金も どんどん消費されていき、焦りも感じましたが、これは自分にとって『必要なステップ』と認識して何が何でも 卒業しよう」と決め、昼夜勉強に励む学生生活だったという。

大学院修士課程終了後の就職先を、日本とアメリカとどちらにするべきか、卒業ぎりぎりまで迷っていた冨岡さん。 日本はバブル崩壊のために景気は落ち込む一方にあり、それに比べ、アメリカは好景気が歌われ始めたばかりという 中で活気があった。米国企業のオファーはかなりあったという。当時の就職活動は個人でも積極的にジョブフェアに 参加するなどしたが、最終的に就職を決定をした米系のソフトウェア販売会社は、フロリダの人材紹介会社を通して 見つけたという。その理由は「企業紹介から面接、決定と、トントン拍子でスムーズに運び、就職先企業も私個人も 人材紹介会社の担当の方を仲介にして、よく分かり合えることができた」こと。「個人で活動するより、選択の幅が 広がったのは人材紹介会社を通すメリットですね」と、こう付け加えた。

就職したソフトウェア販売会社では、ITの会社ゆえに、コンピュータ資格取得のために日々勉強という生活が続いた という。「就職をしたかと思えば勉強ばかりで大学院時代と変わらない」現実に驚いたという。「それでも学んだ事は 知識として自分のためになるのでいいと思っていますし、それに一旦はじめると面白くなります」と語り、どんな事に もチャレンジする気持ちを忘れずに、やらなくてはいけない事から面白さを発見していく前向きな姿勢が大切だと 教えてくれた。3年半同企業で勤め、ステップアップの一環として転職を選択。現在はCAC America Corporation の Assistant Vice Presidentとして忙しく業務をこなしている。

CAC America Corporationはビジネス戦略に基づく情報化戦略の立案から、システム企画・設計・構築・ システム運用・管理、利用支援までを、一貫した責任をもってサービスの提供することをモットーとしている会社。 冨岡さんは会社の全体を見つめるという立場から、マーケティング、営業、そして、人材マネージメント、という、 会社の根幹となる3つの仕事を掛け持ちし、多忙な日々を送っている。しかし本人は特にそう感じてはいないと言う。 「とりわけ自分が仕事人間だとは思いませんが、仕事のこと、特に新しいビジネスの企画案を出すことや、 交渉が近い時は『どうしたら効果的に話を進められるか』など、休日家にいる時も自然に考えています。でもそれを 『仕事だ』と思い疲弊した事はないですね」と語る。物事がうまく運んだ瞬間の喜びを思い返すと力が湧いてくるの だと言う。今は新しいビジネスが成功する事を信じ、頭にイメージして週末返上で働いている。

メッセージ

人にとって、何かを達成するには「こうなろう」という大なり小なりの目標を持つことが大事です。 そして決めた事に忠実になること。ゆっくりでも、そうしていればいつかは「なりたい自分の姿」に辿り着くものだと 信じています。

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