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「TOEIC」とは?
TOEICはTest of English for International Communicationの略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストである。現在世界約60カ国で実施されており、2001年の世界の受験者数は約290万人、日本でも2002年度には約132万人が受験した。
テスト結果は合否ではなく10点〜990点までのスコアで評価される。その評価基準は常に一定であり、受験者の能力に変化がない限り、スコアも一定に保たれる。これにより受験者は現在の英語能力を正確に把握でき、目標とするスコアを設定することが可能な仕組みになっている。
試験内容はListeningとReadingという受動的な能力を客観的に測定することにより、SpeakingとWritingという能動的な能力までも含めた英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価できるように設定されている。
[試験方法]
制限時間は2時間で、200問に答える一斉客観テストである。
試験問題はListening(100問)とReading(100問)の2つのセクションで構成されていて、回答はすべてマークシート方式。Listeningは45分間で、テープに吹き込まれた会話やナレーションなどを聴いて設問に答える。Readingは75分間内に問題用紙上の文章(題材は広告文やメモなどが多い)を読んで設問に答える。各セクションは5点から495点の5点刻みの配点になっており、トータルでは10点〜990点。
[問題の構成]
セクションT 「Listening Comprehension
パート1 写真描写問題 20問
1枚の写真について4つの短い説明文が放送され、質問に対して最も適格なものを選ぶ
パート2 応答問題 30問
1つの質問と3つの答えが放送され、最も適格なものを選ぶ
パート3 会話問題 30問
2人の人物による会話が放送され、それを聴いて解答用紙に印刷された4つの答えから、質問に対して最も適当なものを選ぶ
パート4 説明文問題 20問
ナレーションのようなミニ・トークが放送され、それを聴いて解答用紙の4つの答えから、質問に対して最も適当なものを選ぶ
セクションU 「Reading」
パート5 文法・語彙問題 40問
不完全な文章を完成させるため、4つの答えから最も適当なものを選ぶ
パート6 誤文訂正問題 20問
4つの単語や語句のうち、訂正されるべきものを選ぶ
パート7 読解問題 20問
印刷された様々な文章を読み、質問に答える
[スコアの目安]
A 860点以上 Non Nativeとして充分なコミュニケーションができる
B 730〜860点 どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
C 470〜730点 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュ二ケーションができる
D 220〜470点 通常会話で最低限のコミュニケーションができる
E 220点以下 コミュニケーションができるまでに至っていない
アメリカの日系企業への就職時には当然高いTOEICスコアが要求される。社員への企業側の期待値の範囲は650〜800点が最も多く、中には800点以上を求める企業も多く(全体の約14%)ある。
[公開テスト受験案内]
TOEIC公開テストは毎年10回(2003年は1,3,4,5,6,7,8,10,11,12月)、全米の各都市で実施される。受験地ごとに開始時間が異なるので注意が必要。
以下のサイトから最寄りの試験会場がサーチできる。
http://www.toeic-usa.com/Students_Home.htm
申し込みは会場で常時受け付けている。受験希望者が定員に満たない場合は中止になることもある。
また公開テスト以外にも、多くの大学、語学学校、企業等で独自にテストを受けることもできる。受験料はアメリカでは一律65ドル。
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